県境から松本まで走ってみました。
14日まだ夜明け前、走り始めて30秒位のところでタイヤの空気を入れてなかったことに気が付いて戻ったりして、4:30の電車は逃したけれど5:05に地元駅を出て各駅停車を乗り継ぎ&自転車走行の旅に出ました。駅前で分解していると蒸し暑さで汗がポトポト流れました。このとき、ちょっぴり後悔ぎみ。
高尾辺り、すっかり日は昇って暑くなり始めていたのに、相模湖あたりはまだ日が出ていない…山があると夜明けが違いますね。
どこから自走しようかと考えていたけれど、甲府からだとつらそうな気がしたので、穴山という駅で降りてみた。韮崎と小淵沢の間。小淵沢から3つ東京寄りのなんにも無い駅。
自転車を組み立てていると年配の方から「すごいね、自分で組み立てるんだ」と声をかけられたが、組み立て最中で「ハイ」位しか答えられず。。。愛想の悪い自分であった。(vv;)
それにしても前はあんなに緊張していた輪行支度を、こんなに普通に出来るようになるとは…自分の進歩を認めよう(^^;)
朝8時頃出発。雲の形が複雑できれいだ。雲間から見える甲斐駒ヶ岳も青じゃなく、緑色に光っている。
思った以上に駅と駅の間隔が広くて、延々と上り基調。ところどころの木陰と風の涼しさでこらえられた。
ゆっくりペースで上っていくと、坂の頂上の手前にりっぱなひまわりがあったので携帯で撮ろうか…と立ち止まった瞬間に、後から来た車の中から「頑張ってくださ~い!!!」という子供の声援がっ。なんというタイミングの悪さだろうか。。。。。背中から携帯を取り出しつつ、遠ざかる車の後ろの窓にべったり張り付いて私を見つめている子供達の姿が見えた。ごめんよ~~(><)ここで手くらい振ればよいのに、また無愛想な自分。人間が出来てないっていうか。。。反省。
二股に分かれた道で、地図を見て引き返したりすること数回。
小淵沢の手前から20号に入ろうかと思い、地図を見てから道を曲がった。少し行けば20号に出られるはず。と思っていたのに、結構下っているではないか。途中で冷や汗が出そうだった。こんなに下ってしまうなんて、、、、、、せっかく上って来たのに!!!
ブレーキをかける手が痛くなるくらい下ってしまっている。途中でもう、引き返すもの諦めた。これで道を間違えてたらもう立ち直れないよ~。しかし地図を眺めると、やっぱりこの道だろう…ということで、どこにどんな坂があるかなんて、こんな地図じゃ判らないものだなあ…としみじみ思った。
20号に出てからコンビニを見つけて立ったまま休憩。(座れそうな場所が無かったため)おにぎり一個とお茶。一人だといつでも休憩できそうなものだが、意外に意識して休みをとらないと、すーっと走っていってしまうことが多い。
小淵沢からまた上り基調だが、とにかく淡々と上る。ときどき頭の中で「水くれ~水!」とか「肉くれ~肉!」とか、下りで「をりゃー!」などと聞こえてきて自分でおかしくてにやけながら走った。笑みを浮かべながら走る女一人…ちょっと恐いかも。(^^;)
県境を越え、富士見を過ぎると下り基調になり、甲州街道の古い宿場町の中、ペダルを踏まなくてもどんどん進んだ。おお、諏訪盆地に向けては下りなのだと、あたりまえのような事を体感して喜んでいる。
昔は「あずさ」から見てた道ぞいのコンビニで再び休憩。店の裏側にまわって(隠れて)田んぼをみながら座ってサンドイッチとカフェオーレを食す。誰も見てないので、買ったミネラルウォーターを身体にかけた。ランドナー1人、MTB2人、あとモトクロスなのか身体をプロテクターで固めたドロドロのオートバイの集団を見かけた。ちょっと恐い(笑)
この時点で11時半ころだった。一応サンドイッチは食べてみたけど、頭の中ではどうしても諏訪湖畔でお昼を食べるイメージがあった。そしてその前にぜひとも寄りたいところがあった。
だんだんと人里に入っていくのだが、20号は狭いなあ。しかも路側帯の白線が波のようにうにょうにょ盛り上がっていたり、ずばずば切れていたり側溝だらけだし、砂利はあるし、こんなところを走るのは大変だ。他に道があるならそっちを行きたいんだけどあいにく知らないし。「なんとかしてくれ~」
そんなことを思いながら…というか余計なことはあまり考えられない道の悪さを、集中しながら走ると大きな道になった。ああ、私の目指すところに続く道だ。(嬉)
鳥居の階段を上がらずに横の急坂を自転車をおして上った。横には清流が段々と滝のように流れている。野生のわさびの葉っぱみたいなのも生えている。坂なのに後から自転車を押されているようにくいくいと軽いのが不思議で、また笑った。そして大好きな神社に到着。諏訪大社前宮です。
こうして自転車で来るとは思いもしなかったな。鎮守の森は冬場と違って青々と茂っていて、トトロが出そうだった。
飲んでみると甘かった~。蛍にだったら間違いなくこっちの水を推薦する。それほど甘かった。そして顔や頭、足、腕と水をかけて冷やした。気持ちよかった。ありがたいなあ。
お参りしたあともこの水が名残惜しかったな。出ようとするとモンキチョウとモンシロチョウが二匹でぱたぱたとじゃれあいながら飛んでいた。羽の色が違っても仲良くするものなのか…。そんなことを思いながら「面白いね」と独り言を言って見つめていると、その言葉が聞こえたのか段々と自分の方に近づいてくるではないか!?おおっと、にょきにょきのハンドルに止まるのか?私の手に止まるのか?あまりの接近に固まっていると私の顔面を通り越して頭上へ。その瞬間、「ボワっ」という羽音と風圧を感じてさらにびっくり。見上げた時の逆光のチョウの姿が忘れられない。しかも私の上で二匹はぱっと離れてしまったのだ。あ~あ。。。。。なんだか悪いことしてしまったのかなとちょっと思いながらも離れ離れになって飛んでいる二匹の動向が気になって見ていた。するとそれぞれすごいスピードで無関係に飛びながらも、また一緒になってひらひらとじゃれあったのだった。なんだかホッとした。
そして神社を出た後も、諏訪湖に着くまで、走りながらこの二匹の蝶の象徴する意味を考えていた。(私って象徴主義思考なのだ。。。)
13時半頃、諏訪湖畔に出た。私は諏訪湖の西側の静かな道を岡谷に向かうつもりだったので(にぎやかな方へ行くと遠回りになってしまう 汗)イタリアンとかウナギとかシャレたお店があるとは思えなかったし、でも塩尻峠の前にちゃんとパワーをつけたいなと思っていると「ミスター・バーグ」というステーキのお店(チェーン店らしい)があったのでそこでランチ。本日のステーキランチは770円。(ハンバーグランチは660円)安くてニュージーランド産だったか、お肉は柔らかくて美味しかった。ご飯やドリンクは食べ放題だった。おまけに多分走り出したら甘いものを食べなかったと後悔する気がしたので、デザートも食す。キャラメルソースがけアイスと巨峰シャーベットにワッフルがちょこんとついて250円。なにしろコストパフォーマンスがすごいお店だった。
そして岡谷の町をぬけて塩尻峠へ。抜けなくてはならぬ関門のような峠。あせらずに上る。ふと横を見ると何種類か野生の花が咲いていたりして気が紛れた。途中で諏訪湖を撮りたかったけれど、よいスポットがないまま気が付くと山を越えて下りに入ってしまった。峠の上は気温25度。(小淵沢あたりは27度だった。)雲が多くて日ざしが強すぎず、助かった。下りはかなりスピードが出る…といってもたいしたことないのだが、交通量が多くトラックなどが走るので自転車では危険の多い道だと思う。上りは登坂車線があって広いけれど、下りになると1車線しかない。えんえんと峠を下ったら、精神的にもどっと疲れてしまった。
トラックの半分はこのまま木曽路へ向かうようだ。ちょっとホッとしながら19号線を松本に向かう。この道も細くて交通量は多い。私は途中から自分の好きな山麓線に入りたかったが、車では見慣れたその分岐がなかなかやってこず、見逃してしまったのかも…と19号をわき道へ入ってみたりした。そこで道を右往左往してロスしてしまったが、なんとか記憶のある道にたどり着いた。
松本平を見渡せる東の山麓にむかって住宅街を延々と上っていく。ここは直線的な上りが多く、ほんとにこの景色を好きな人じゃなきゃわざわざ来ないだろうなあと思う。
途中、ヘロヘロになってきたので昔からあるケーキ屋に初めて入ってお茶した。かな~り疲れて頭の芯に熱がこもって痛い。熱中症まで行ってないとは思うけれど。胃がちょっとムカムカする感じ。しかしこんな所からでは、自転車じゃなくては帰れないのだ。気休めにアミノバイタルproを飲んで、雷雨が降り出した中を出た。ケーキでは回復しなかったけれど、アミノバイタルが超速攻で効いた気がする。ホント。
リュックのレインカバーを装備する。前面用にベストまで仕込まれているこのリュックはこんな時すぐれものだ。雷はどこからとも無く全天から響いてくる。落ちないように願いつつ山の中腹を北上する。昔、父が最期を迎えた病院を通り過ぎた。この道は父を見舞いに来るために何度も車で通った道なのだ。でも悲しい思い出は無く、日本アルプスに包まれた松本平…天気が良い日は白馬岳の方まで見渡せる光景に、いつも魅入らされていた。今日は建物が、どよんとした白い霞のなかに、まるで小さな黒い箱がちょこちょこと置かれているように見えた。一応撮ってみたけどやっぱり写りが悪すぎて…。
土砂降りとまでは行かなくて助かったが、しかし下り坂が続くのでブレーキが利きにくいのを気を使いながら走らなくてはならず、しばらくするとお尻が冷たくなってきた。。。。ああ、忘れてたけど水の跳ね上げがあったのね…(vv;)
さて実家まであと2キロくらいのところでは雨の跡も無くなって、道は乾いていた。ここは降らなかったのだ。そして実家の玄関のピンポンを鳴らす。。。。。夕方6時すぎ。
出てきた母はちょっとだけ驚いた顔をしただけだったけど、どこから走ってきたかを答えると感心していたようだ。
走行距離100.23キロ 走行時間6:03 AV16.5 MAX48
150キロくらいあるかと思ったのに、意外と少ないんだ…というのが感想でした。
翌日は家中暑くて皆バテていまして。というのは、犬が脱走するので網戸にも出来ないのであります。もともと昔はクーラーの必要がなかった松本ですので装備されてませんし。このときは扇風機も無かったのであります。帰ったその日は夜3回目がさめて、そのたび外へ出て流星が見えないかと期待したのですがダメでした。そして4回目には蚊に手を何箇所も刺されて…完璧な睡眠不足。
午後、高校時代の友人と涼しい場所…松本の美術館でランチをして、夜は家でお寿司を頂きました。食べすぎたかもしれない。
そして昨日、昼にお墓参りなどしましたが、帰るのか帰らぬのか、まったくプランがありません。しかし母は私が帰ると思っているのでシーツやパジャマなど洗濯してしまいました。で自動的に帰ることにしました。昼はカンカン照りでしたが午後になると雲行きが怪しくなり、各地で雨のうわさもあり、絶好の自転車日和。(爆)二時半近くになって自転車で家を出ました。あとはお天気やらと相談しながら走ります。また山麓線をひいひいと上って、自販機の水で頭からかけて快感を味わったあと、眺めの良い場所で松本平を見渡すと、雲間の天使の梯子にてらされて塩尻市のあたり白くなっているが~~と思いきや、それは雨でした。
ほんの数分もしないうちにぽつぽつきはじめ、道沿いの木々がざわざわし始め、やば~い。林に入ったところでまたリュックを雨装備。少し走ると有精卵の無人売店があり、ちいさな軒先があったので立ち止まってみた。ここからだとどこの駅が近いんだろう…と思ったりしたけれど、どうやら小雨になったのでまた走り出した。そのうち日がさして晴れてきたが、例によってお尻は冷たくなってしまった。ただの通り雨で助かった。しかし雨の中でよりも、雨上がりの水溜りのせいで濡れてしまうのがなんだかなあ。。。リュックにお尻のガードもつけるとよいかもしれないな。

そしてまた塩尻峠を越え(今度は写真が撮れた)諏訪湖
を越え、茅野のあたりで日が暮れた。19:19の各駅停車に乗りたかったが、駅の場所がわからず、コンビニでおにぎりなどを買うついでに…じゃなくて聞きたいから買ったんだけどね…かわいいギャルに教えてもらった。なんとなく不安はあったけれど行くっきゃない。目の前にあるトンネルを走行しなければならなかった。ん~、いつも茅野駅からタクシーで神社に行くときはこんなトンネル走ってないんだけどな。。。しかたなく上り坂のトンネルを走りぬけるがやっぱりトンネルは嫌いだあ。。
そして「行ってみればわかると思います」のとおり駅が見えてきたのでホッとした。
10分くらいで輪行体制にして余裕で電車に乗れた。(^^)
富士見で巨大なリュックとツーリング袋と輪行袋を持った若者が乗ってきて通路を挟んだ向かい側に座った。あれ?っと思ったのは、そのリュックに、リラックマのおおきなぬいぐるみがくくりつけてあったのだ。私がおととい、下りの電車に乗ったときも向かい側に乗った女の子(20歳代くらい)がこの同じ大きさのリラックマを抱えながら乗ってきて、ええ?っと思ったのに、帰りもまたリラックマかい(@@;)彼は甲府止まりのこの電車を下りると、ホームに荷物のすべてを置いたまま(転がしたまま)どこかへ行ってしまった。数分後の高尾行きにも乗らなかった様子。あの女の子と彼はなにかつながりがあるんだろうか。「あの~、そのリラックマは女の子からもらったのですか?」なんて話しかけることもできなかったけど。
いったいあのリラックマはなにを意味しているんだろう…
と象徴主義的発想の私はいまだに謎を抱いたままである。(爆)
帰路 走行距離49.91キロ 走行時間3:11 AV15.6 MX36.4
しめくくりとして、この旅で一番ショックだったのは、出かける前と帰宅の後で体重を量ってみたら2キロも増えていたことだ!!!
(@@;)なんで~~~??? orz
*途中、直しましたが、アミノバリューじゃなくて「アミノバイタルプロ」でした。









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