先週の美ヶ原のリハーサル、実は面白い練習になってしまった。
乗ろうとしていた電車に、輪行の準備が間に合わず、5分遅れてて乗り過ごしてしまった。
メモ1.輪行準備する時は駅前でもきれいな場所を探すこと。あわててゲロ跡の近くで広げたりしないこと。(汗)
電車に乗ったはいいが、遅延で時間通りでもなさそう。どうせ松本には夜つくので、焦らずに乗り継ぐこと決定。
甲府でも乗り継ぎ、向かいのホームの売店に、前回ジテツウについての話しをした人が働いていたけれど、こちらに気がついてくれる様子はなかった。ちょっと残念。でも照れくさいからいいんだけど。。。七時くらいになっていたのでおにぎりとパンとを食べ、お土産に小箱の軍配型せんべい(キティちゃんが信玄の格好したプリントのパッケージ)を買ってむりやりリュックに詰めた。
小淵沢でまた乗り継ぎ。自分の降りた場所がホームのはずれで暗いので、電車を下りて自転車をつかんで移動していた。ログハウス風の待合所だけが明るい。中に学生さんとMTBを持った人が座っているな~と思ってまた通り過ぎたら、後から呼び止められた。「ドコイク ドコイクノ?」振り返って一瞬、日本人じゃないと思った。電車の行き先を聞かれているのかと思った。でも違った。ホームのこの先を歩いていっても何にもないよ、だからここで電車を待っているのだといわれた。確かにホームの先は売店もなにも無かった。そこで待合所のベンチに自転車とともに座って待つことにした。
「ココノマチアイジョニハ、ユウメイジンガ、キタリスルンデスヨ」
K2を上った女性アルピニストも来るらしい。
私は有名人でもなんでもないので申し訳なかったが(笑)
個人情報に気をつかっているようなのでミスターXとしよう。いろんなお仕事をしていそうで、どこからどこが仕事で、どこが趣味なのか私もよくわからないし。(^^;)ミスターXは自転車界にすごく詳しく顔が広そうだった。あまりに初心者な私では糠に釘状態だったかもしれないが、おしゃべりは、ところどころ私が(??)になっていることを抜かせばかなりユニークで面白かった。標高1000メートル近いところに住んで2000メートルの山とか練習したりしてるバスク人だった。でもクライマー系でもなさそうだった。雲と地面が近いので、この季節、雷雨になると雷がどっかんどっかんとすごいらしい。
私の輪行状態にくらべ、ミスターXは前輪をはずして片手に持ち、自転車に布(輪行カバーなんだけど)をぺろんとかけただけの超ラフな輪行スタイル。それでも地元の駅員さんからは、もうカバーかけなくてもいいですよと言われる常連さんだった。
乗り継ぎ電車に乗ってから美ヶ原のリハーサルの話しをすると、そんなハードなところをどうして上るのか?自転車がきらいになっちゃうよ、そういう練習は疲れを考えて3週間前に終了するものだと言われてちょっとしょげたが、翌日練習に付き添ってくれるといって電車を下りていった。
一人でもくもくと(ヘロヘロと)上るのかと思っていたのに、なんだか展開が変ってしまった。いいのか悪いのかよく判らなかった。そういえば、弟のお嫁さんが一人で練習に行くと、話しかけられる(ナンパされる)という話を思い出し、あれ?これってもしかしてナンパだったのかなあ??と、組み立てたにょきにょきで夜の街を走りながら苦笑した。
たった5分電車に乗り遅れたことがきっかけで。。。
そういえばあの秋葉原の通り魔事件の時は、犯行の10分前まで秋葉原駅で乗り継ぎついでにお菓子を買っていたのだった。そのときはのんびりしている時間が無くて、そそくさと立ち去ったので事件に遭遇することは無かった。
時間とタイミングについて、印象的な事柄が続けてあったので不思議だなと思いながら田舎に着いた。
実家の脇で、蛍が一匹待っていてくれた。自分で触るのは何十年ぶりだろう…と思いながら、手の平に乗せてみた。かなり大きな蛍だった。すぐにふ~んと飛びたってしまったが。
翌朝、快晴だった。今回の目的地が変ってしまったかもしれないけど、「フア~ット、ハシッタホウガイイデス」と言われていたので、疲れを残さず練習になるならそれでもいいかと思った。
地元のコンビニに、暑い暑いといいながら昨日の超軽量MTBでミスターXは登場した。ロックアイスの袋を買うのでボトルに入れるのかな??と思ったが、ケージにボトルは無くて(ペットボトルを2本背中のポケットに背負っていた)ペットボトルの口から氷が入れられるわけでもなく…また謎が。。。(??)見ているとレーパンの脚に氷の塊を入れて、あとの残りはジャージの背中の中に袋ごと挟んでいた。ひえっ!!それで走るのですか。。
後から思えば県境や峠を越えて走ってきてくれたのであった。にもかかわらず、暑さ以外は疲れていないようで、そんな距離を走ってきたありがたみを私はまったく想像できなかった。というか、走るのが好きな人にとっては「そんなのかんけ~ね~」のかもしれない。走りたいのだから。。。(^^;)
しばらくコンビニの日陰で座って休んでいた。にょきにょきのタイヤを触って「クウキ。。」といわれ、あっ、昨日は入れたんですけど、今日は入れてないです(vv;)汗
自分は人の自転車にはいっさい触らないから、自分で空気を抜いて入れるようにと言われた。さわった時点で責任が生じる…整備するなら1から10までやらなければというプロのシビアさだった。
恐る恐る空気を抜いたは良いが、使い易いからこれで入れて、と貸してもらった携帯ポンプからまったく空気が入っていく気配がない。一応ポンピングしてみるんだけれど。しかも何気圧入ったかなんて判らないじゃないの(><)
あまりの力のなさに、これでは時間が掛かりすぎるといって手を貸してくれた。簡単そうにしゅぱしゅぱ入れて、タイヤの横っ腹を押さえて、「マエハ6.5、ウシロハ6。クダリガシンパイダカラ」と言う。恐れ入りました。。。。
他にも自転車のハンドルの高さやステムの長さでアドバイスをもらった。(メモ、ステム8cm)
さて、どこを走るのか?。四賀村の方、青木峠あたりとかという話しがあったけれど、「キョウハアツイノデ、ウツクシガハラニイキマショウ」と。はっ?(@@)標高が高い方が涼しくていいということらしい。びっくりしたけど本来の目的地なので嬉しかった。「タダシ、フウァ~ットハシリマスカラネ。」それはそれは、こちらも助かります。。m(、、)m
スタート地点までは行かなかったけれど浅間温泉から走り始めた。私は全くウォーミングアップしていないのでかなり心配だった。激坂の入り口でなんと前面通行止め。(><)舗装工事をしていた。どこまでなのかわからないけど回り道で途中で合流する道を教えてもらい迂回した。げっ、激坂が走れなかった…という悲しみと安堵が…(笑)
今回、めずらしく心拍計が見つかったので、つけてきて正解だった。心拍140いかないように気をつけながらゆっくりと走ったのだ。でもすぐに147とか150台に行ってしまったりする。始めはダンシングがうまく出来なくて、そういう時に心拍が上がってしまったりした。
時速3キロとか4キロとか…。心臓の周りも筋肉でできているからその筋肉を鍛えるのが必要らしい。鍛えられれば、同じ心拍でも早く上れるようになるのか。。というのがすんなり理解できた。ミスターXは心拍計はもちろんメーター類は邪魔だからとなにも持っていなかったが、私がひいこらしている時に、心拍が100まで行ってないので眠くなってきたと言いながらゆっくりゆっくりダンシングしていた。先に走って行っていいですよというと、昨日トレーニングしたので、今日は森林浴のつもりで、筋肉の鍛えたい部分を使っているからこれで、OKとのこと。
ほんのすこし、早くなっただけで「ペースガハヤクナッタ」と指摘されるという、今まで体験したことの無い練習になった。目からうろこであった。おかげで超スローながら全然苦しまずに山を上っているのだった。途中で抜かしていった男女が美鈴湖の手前で自転車を降りて休んでいるのを横目でみながらもくもくと走った。残った水を飲み、両足にかけていると「センシュミタイダナ」と笑われた(^^;)自販機でペットボトルを買って、また上り始めた。サイコンは昨日家を出たときからリセットしていなかったので、残りの距離を聞かれてもうまく答えられず参った~。
美鈴湖で休憩していた人たちが、後ろから上がってきたらどうするか決めてといわれた。
ペースをあげて追走するか、標高が上がってからもがくか。
どちらも難しい。。。。一応、追ってみるかなとは答えたものの。。。
ありがたいことに彼らは頂上まで上ってこなかった。あのまま山を下りてしまったのかもしれない。
頂上についた。タイムは多分3時間10分くらいかな。。。(^^;)
タイムアウトにはならないと思うけど。多分本番は2時間台で(2時間50分とか)行けるかな…という感じはつかめた。
それに苦しまずに山に登ってこれたことがなによりも驚きだった。焦らないで、人と競わないで、本番はドンガメのように自分のペースでゆっくり走ることを心に決めて行こうと思った。
頂上では写真も撮らずに、すぐに引き返した。すっごくいいお天気で、青い世界だった。
後からオートバイのようにすさまじい音でMTBが走り抜けていった。
「モットジクアシニカンゼンニノッテ、リズミカルニクダレナイカナ~」
後をトレースして走るように言われたが、テクニックと体重の差でどうしたって着いていけない。
始めはシタハンが苦手だと思っていたのでブラケットでブレーキを引いていたが、指が折れそうに限界。こりゃたまらんと、シタハンを持ってみたらブレーキも楽だし、体重移動とカーブも曲がりやすいことが判った。
でもやはりにょきにょきの下りカーブは、軽すぎて恐い。子馬と比べたら重さもサスペンションもまったくちがうし、タイヤの幅が違うから…なんやかんや言ってもにょきにょきに慣れるしかないか。(vv;)
まあ、途中からやっと下りにも慣れて、別れ道に気づかず激坂を下りてしまった。
まだ下からは通行止めになっていて、新しいアスファルトの上には油とホースでまかれた水があるので非常に気をつけて下った。入り口で何人かの自転車のりが上って来れずに立ち往生していた。迂回路を教えて欲しいとサポートカーから降りてきた男性に話しかけられた。「フレ●ド、フレ●ド」とミスターXがささやくので、わたしのにょきにょきがどうかしたかと思ったが、すぐに男性に気が付いた。前にお店でちらっとお見かけしたことがあったのとネットで見てたので「フレ●の●●社長さんですか!?」と私は思わず言ってしまった。「コノヒト、ソチラデジテンシャヲカッタンデスヨ」「ああ、そうでしたか。ありがとうございます」その後にょきにょきの改善場所に関してちょろっと話しなど振ってくれたのだが、見解が違うようだった。ともかく、迂回路を教えてあげるために、口頭ではあやふやなので先導して教えてあげた。(情けない先導のしかただったが~)最後に感謝の言葉を頂き「お名前は?」と聞かれて答えた。「そういえばうちのスタッフが●●さん、●●さん、と言ってましたよ。」と。え~!?と思ったが、社長さんに名前が似ているのと、女性で自転車二台を毎年購入したのが目立ったのかもしれない。。。(vv;)
この前買いものに行って、女の子のスタッフに美ヶ原に出るとぽろっと言ってしまい「リザルト探しますね~」と言われてしまって。。。。(恥)
まっ、いいか。本番は来年ってことで。今年は心臓を鍛えます。
それにしても「アノヒト、カイガイデミカケルホウガオオインダケドナ」とぽつっとつぶやくミスターXに、この人はいったいナニモノぞや?とますます謎になった。
ミスターXは安曇野で用事があるそうなのでひとまずお別れして実家に戻った。弟のお嫁さんと自転車話しをした。「おねえさん、筋肉があっていいですね」と言われた。そういえば朝コンビニで「チャント、キンニクアルネ」といわれたとこだったので嬉しいような悲しいような。。。これが筋肉?まだ脂肪だと思ってたのに。。。。(vv;)
義妹はすらっとしていてクライマー体型なのだが、前に調子が良かったときに比べて筋肉が足りないと嘆いていた。ジーンズのきつさで筋肉の有り無しを感じているようだ。朝、私の脚を見て、前に飲んでたプロテインを買ってきたらしい。。。。
ムキムキまでいってないと思うけど。体重が1.2kg落ちてたし。。。。(^^;)
家で着替えて、4時過ぎになってしまったが、まだお昼を食べていなかったので、各駅停車で輪行で帰るミスターXと駅で待ち合わせしてご飯を食べるつもりだった。しかし待ち合わせ時間と場所がはっきりしなくてお待たせしてしまった。身体が疲れるのでスーパーあずさよりあずさが良いというのだが、その出発時間まで15分くらいしかなかったので自転車を分解することを考えて私は到底諦めていた。しかし、「ダイジョウブダ」とおっしゃる。ご飯の代わりに肉饅頭屋があるからそこで買って、電車で食べなさいと言われ、一緒に駅から自転車で肉まんを買いに走った。(ぜったい間にあわないよ~!!)焦らされるのが苦手な私の心が叫ぶ(><)駅に戻ると五分くらいしか余裕がない。3分で出来るからといわれ、私は前輪をはずし、ミスターXは後輪をはずしたあとのチェーンをフレームにくくりつけ、タイヤにタオルをかけて、ひっくり返した自転車にそわせてそのままカバーをしめた。私がかっちる締めるために持ってたマジックバンドやタオルがいっぱい余ってしまった、ヘルメットもつっこんでストラップも入れてしまったので両手で袋をつかんでエレベーターに乗った。ミスターXもささっと超手際よく袋にいれて…キップを買い改札を入ってお別れしてあずさに飛び乗った。発車の5秒前くらいだった(@@;)
ふう~~~~~orz
車内の自由席のある車両までえっちらおっちら運んだ。すいていたのでちゃんと輪行にちょうど良い席があった。
ふう~~~~~~~~。
なんだかすごくバタバタしたけれど、こんなに簡単に輪行仕立てが出来るとは知らなかった。。。
行きは輪行で電車に遅れたおかげで、輪行の達人と出会い、帰りは電車に間に合って帰ったのだった。
おかげで疲れもなく帰ってこれた。なんだかホントに不思議な二日間だったなあ。
そういえば、メイドさんジャージを着ていったのでミスターXが引くかと思ったが、「ソノチームジャージ、ミタコトアル。モテギデミタ。ソコソコハシレルヒトガキテイタノデ、チャントシタチームナンダナ…ト、オモッタ」とのことだった。ありがとう~、チームメイトさん!!多分ばんざいさんたちかなと思う。嬉しかった。
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